80歳を超えた人や、病気により何らかの障がいを抱えた人たちが、
    どんどん元気になっていく、昨日できなかったことが、できるようになるんです。
    本当に信じられないことが目の前で起こる、あしたねの森のデイサービスはそんな場所です。

    皆さん一人ひとりにの「もっとこうやりたい。もっと〇〇したい」を大切にし、個別目標を作ります。個別目標に基づいて在宅生活につなげる支援を行い、ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の向上を目指して、在宅生活を支えます。

    例えば「東京の浅草寺に家族旅行にいきたい」という生活目標をたてると、立ち上がりや歩行能力の向上を目指して、歩行の段階的支援を行いながら目指す目標を応援し、実現につなげます。

    利用者さんが、それぞれの目標をホワイトボードに掲げています。

    生活とは身の回りのことが出来ることと考えています。
    「食事・更衣・排泄・移動・整容」、自分らしい生活を行うために出来るだけ自分自身で行ってみることが大切です。自宅につながる支援のため、本人ができないことに対しては「たす介護」を行い、本人ができる・できそうなことに対しては「ひく介護」を行うことを理解し、一人ひとりの生活動作の見極めをします。スタッフは見守りをし、出来ないところや分からないところはスタッフが一緒に応援します。

    人との関わりで学べること

    あしたねの森デイサービスでは「自己選択・自己決定」を大切にしています。今日の気分や今の目標などから自分で今日一日のスケジュールを100種類以上のメニューから作成し、「やりたいこと」を見つけることで楽しい時間をつくることができます。
    運動であれば、レッドコードやパワーリハビリ、マット運動、屋外歩行など、また趣味活動では、書道教室、詩吟サークル、物作り教室、パン・料理教室など、様々なメニューがあります。
    どうしていいのか分からない場合はスタッフが一人ひとりに応じてプログラムの相談に応じます。

    食事をしたりお風呂に入る際には施設内通貨の「yume」が必要です。使うばかりでは、お金がなくなります。そのため、内職をしたりしてお金を貯めることも必要になってきます。そうすることで自然と活動的になり、また、通貨を計算することが認知症予防にもなっています。

    天気のいい日には保育園児と一緒にお散歩します。

    あしたねの森には園庭を囲み向かい合うよう保育園が建っています。園庭を駆け回る子どもたちの笑い声が利用者さんに元気を与えてくれます。日常的に交流しているので子どもたちはお年寄りから知恵と優しさを学んでいます。

    園児とアンパンマン体操!

    松ぼっくりで人形づくりに挑戦